障害:リレーがカチカチ

Last Update:1999.09.05


1998.11.15
ウインカーリレーより何もしてないのに、通常の2倍の速度でカチカチと音がする。
間欠的症状だが、症状発生時
 ・ウインカーはついていない。
 ・ウインカーレバーを作動させると、その間は正常に動作する。
 ・ハザードランプを作動させると、その間は正常に動作する。
 ・キーをオフにするととまる。
CMLでの情報だと、結構おこっているらしい。
みなさん気にせずほったらかしにしている方がおおいようだ。
そういう車だと自分に言い聞かせる。

でも、頻度がたかいときは、結構うるさい。
ディーラーに持ち込んでチェックしてもらったが、原因わからず。
ただしディーラーいわく、”同様の症状でハザードスイッチが原因で、2回ばかり交換したことが ある、交換しますか?”と言われ、最近時間があまりとれないので、”じゃー、ウインカーリレーと 合わせて交換してください”と、すごく気前のいいことを言ってしまった。 そして1998.11.21に交換実施。



1999.01.23
再発...

まあ、キーを切って症状がとまるようならハザードスイッチは関係ないか?
今さらだが...後悔先にたたず。

今度はじっくり症状を観察する。
微妙だが、ウインカーレバーに軽く触れるだけで、カチカチカチッと、症状がでることが あることを発見。
ウインカーレバーのところにあるコンビネーションスイッチのチャタリングか?
とりあえずディーラーみ持ち込み、コンビネーションスイッチの分解、クリーニングを実施 してもらい、様子見とする。



1999.04.11
1999.4.11現在、再発無し。
完治とみなす。



1999.09.05
再発...

うわーー!
1月にクリーニングしてもらって快調だったのに...トホホ。
原因はまた同じようです。
再クリーニングしようとハンドルまわりをはずしてコンビネーションスイッチを分解クリーニングしようと 思ったんですが、このスイッチが結構大変で、バラしたらうまく組み立てられる自信の持てない、 ”ガッチリ組まれた”代物で、止めました。
まわりより接点復活剤をかけまくってみたがダメ。
またディーラーでクリーニングしてもらっても長くもたないだろうなあと、コンビネーションスイッチの交換に ふみきることにしました。
ディーラーに発注したところ...
パーツ約1万9千円、工賃9千円!!!
高いーーーーー!
とほほほほほーーーー!
止めようかと思いましたが、ウチの大黒柱の目が冷たい為、やはり交換することとしました。
現在パーツオーダー中、交換後いかに...



1999.09.12
はい、交換してもらいました。

結果は?
快調快調です。
まあ、交換したのだから当たり前か。
パーツ代は¥13,400−でした。ラッキー!

交換したパーツで今後の為に遊んでみました。

これが今回交換したコンビネーションスイッチ(アセンブリ)です。
まるごと交換なので、なんかもったいない気がします。

このコンビネーションスイッチは2層構造になっており、上の矢印部分(裏側もありますが)と、下の矢印部分でそれぞれの層ごとに分解できます。
ドライバーでグイとこじればOKですが、力任せにやり過ぎると変形してしまいそうです。

上図上側の層を外したところです。
左から順番にライト点灯、ハイ/ロービーム切替、パッシングを受け持つ接点となっています。
ライト点灯に接点が2つあるのは、スモール、メインライトに対してのものです。
右の2つは、オモシロイ動きをします。
バーを手前に引くと、まず右側が上がってきてパッシングとなり、あるところから真中の中央部分(図では接点の裏の為、見えない) が後ろから盛り上がってきて、中央接点が図の上側に上がって行く動作をし、ハイ/ローが切り替わる(トグルする)ようです。

今度は下側の層です。
バーを挟む構造になっています。
上側の矢印はホーンボタンに対する接点で、下側の矢印はウインカーキャンセラーとなります。

さあ、障害原因の部分です。
下側矢印のバー先端の接点部分が、上側矢印の部分を上下に移動する形になります。
上側部分にはかなり汚れがたまっていました。
下側部分にもかなり汚れ(金屑)が付着しており、これによりチャタリングを起こしているようです。
ここをクリーニングすれば、一時的に回復すると思われます。

本来この接点はボールのようになっているのですが、画像のように擦れて三角形状になっていました。
金屑はここよりのものと思われます。
つまりこの接点のパーツさえあれば、この障害は直せると考えられます。
(アセンブリ交換してもらった為、有るか無いか聞いてません)
実はこの接点部分は、上側の層のライト関連の接点と同じものが使用されています。
そこで、あんまり使用しないハイ/ロービーム切替の為の接点と入れ替えるというのも良いのではと思います。
まあ、後からバラして分かったことなので、今更ですが...
この接点、手で引っ張ったぐらいでは外れませんが、歯で噛んで引っ張ったら取れました。(スプリングが飛び出ましたが)
ガイド部分に出っ張りがあり、とまっているだけです。
この先(ずっと先?)再発した場合にはやって見ようかと思っているしだいです。
まあ、このコンビネーションスイッチを外すのにハンドルを外さなればならないので、結構面倒ではあるのですが...
(エアバッグ付きなので、バッテーリは外すが、それでも”ボン”するのではと怖いし、 ハンドルは裏からのトルクスのネジでとまっているので、これをとるのも面倒だな〜<−軟弱者